私自身、オンライン診療が出現するまでは開業する気持ちはありませんでした。ただ、オンライン診療が解禁されたことで開業コストが下がり、後追い開業には有利な環境が構築されてきました。「オンライン診療なんて成長する訳がない」という同僚もいましたが、今後飛躍的成長する部門と私自身考えました。
実際、オンライン診療中心の開業ラッシュと言える状況が現在あると思います。
巷ではGLP-1ダイエットなど自費診療でも、オンライン診療で行われてもいます。
巷ではGLP-1ダイエットなど自費診療でも、オンライン診療で行われてもいます。
当院は積極的にオンライン診療を行っている施設です。対面診察の方と同時にオンライン対応もしています。
対面診察の方が時折、
「私一人だけなのに、結構会計処理に時間がかかっているような」
と思われるかもしれません。しかし実際には、オンライン対応を同時に行っていることが原因です。
オンライン診療を行っている施設の中には、医師かどうかも分からず、医師の確認すらできないクリニックもあるようです。医師免許は登録上はあっても、対面対応しているのは事務員や看護師であったり、処方判断も非医師の判断で行われ、医師は形式的な承認のみというケースが容易に推測できます。
オンライン診療はおそらくDX(デジタルトランスフォーメーション)の花形となっていくでしょうが、制度全体を微調整しながら改変していく必要があります。
近年、薬不足など根幹的な問題をおろそかにしてDXに突進していくのは、薄気味悪ささえ感じさせます。
ただオンライン診療やはり便利です。
オンライン再診でお薬を30日分お出しすることもできます。(ごく一部の種類にオンライン処方に日数制限などあります。)採血やレントゲンなど検査がないのであれば当院は極力オンライン受診をおすすめしています。当院に出向く必要がありませんし、当院ではコストもほぼ同じです。