2025年6月11日水曜日

アプデビジネスモデル

アプデしないととんでもないことが起こる。
買い換えないととんでもないことが起こる。
見え隠れする本音と不具合というビジネスモデル。

しかしアプデ、更新すると逆に不便に使いづらくなると感じることも多いです。

企業活動ですから新しいPCや新OSへの買い替えを促進するインセンティブも存在します。
古い仕様や軽量UIを維持し、いつまでも快適に使えるとビジネスモデルに沿わない。

古いバージョンでは
・新しい機能やサービスを使えないようにする。
・ドライバ提供されない
・ハードウェア要件の引き上げがあり、使用不可能となる。
・周辺機器やソフトがが古いバージョンに対応せず結果、使い続けるのが面倒になる。

つまり、意図的に「古い環境での快適性や互換性を下げる」ことで、
新しいOSやPCに移行せざるを得ない状況を作り出す仕組みです。
これ、実はWindowsだけでなく、AppleやAndroid陣営でも同じ戦略が行われています。
ちなみにそのような大型アップデートをすると
買い替え台数:2億5,000万台
総売上規模(世界):1,500億ドル(約22.5兆円)
世界で 数十兆円規模のPC市場需要 が一気に発生する計算になります。
この規模だと、PCメーカー・部品メーカー・販売店などの関連企業も大きな利益を得るため、
「新PC・新OS移行を促す動き」が強くなるのは自然なことです。

そして何よりも使う側はしばらく続く互換性やバグに悩まされ続けることにもなるのです。
AIが隆盛を極めても、この不便さは続くんだと思います。